「子どもを遊んであげる」って?

昨日は新聞社の取材で…

「おウチの中での親子の遊び」
ふれあい遊びや工作や…
などなど、意見求められました。

自分自身、
子育て時代も終わって、
仕事で色々作ったり、
提案したりしてきましたが、、

娘の子育ての様子を見たり、
実際に小さな孫とふれあう中で、
あらためて感じるのは…

何かで遊んであげる
というより、
子どもの自らの発見に付き合う
ことが、
子どもの気持ちを満たす
ことなんだよな、と感じている。

なので、
臨機応変に…
対応するしかない。

その都度 シチュエーション違うし、
子どもによっても 反応は違うし、
タイミングの合う合わないもあるし、
具体例を出すのが難しい…


たとえば…
こんな時は、、
(ananちゃん1歳3ヵ月)
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子どもって
普通の暮らしの中で、
いつもの生活の中で、
なんか
気になることをみつけたり…
ふと、思いついたり…
常に、面白いことを探している


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目に入ったのが、トートバッグ…
ママのマネして
持って歩く


「子どもを遊んであげる」って?_c0243807_17432239.jpg
おぅ…
大事なお人形を入れてみよう

上手に入れるのも
難しい…
でも、これも遊び

入れたり出したり、
また持って歩いたり…

そんな様子に
声をかけてあげれば、

(子どものしていた行動を
言葉で反復すればいい
バック持って歩いてるの?
くまさんいれたのね。など…)

自分のやっていた行動を
見ていてくれていたんだ〜〜
自分を認めてくれているんだ…

それがまず嬉しいこと。

ねぇねぇ、見て!
こんなことしたの  どう? 
一緒にやって!
おもしろいでしょ?!

って、自然にそういう流れになるから、

一緒に遊ぶ

という空間が生まれる。

「子どもを遊んであげる」って?_c0243807_17432544.jpg
中に入りたいの
足入れて、中に入りたいの

(この月齢では、言葉では言ってません、子どもの行動から読み取るのです)

ひとりでは出来ない遊びに
変わっていきます。


あらあら
ちょっと無理よぉ…

そんなやりとり

繰り返しだったり、
応用、アレンジしていったり、
根気よく付き合ってみる。

誰かが反応してくれるから
嬉しいのです。


ゆるやかに流れている
子どもの時間に
付き合ってあげることが、
「一緒に遊ぶ」
ということなのだと思います。

小さな年齢の子でも、
小学生でも、
基本は同じ。

遊んであげる  のではなく、
子どもに、
遊んでもらう
と考えればいいんだよね。

子どもがやって楽しんでいることに、
混ぜてもらう。

ほら、
「い〜れ〜てっ!」
って感じ


なんで これが好きなんだろ?
どうして こういうこと好むんだろ?

大人になっちゃった人間に、
おもしろいって
こういうこと
と、原点を教えてらもらえます。

そう、
人間 再生させてもらえます。

仲間として 一緒に遊ぶのだから、
やってやる
のではなく、
楽しんで❣️
自分の中にある子どものしっぽを
引っ張り出してね。

どうせ遊ぶなら、
その費やす時間を
せかせかイライラしないで、

ストレス解消するべく
あえて割り切って
楽しんで遊んじゃえばいい…
と、思ってます。


「子どもとどうやって遊んだらいい?」
その問い合わせが頻繁にやってきます。

by erich50 | 2018-01-24 16:52 | 早未流 子育て論 | Comments(0)