距離感…

子どもは、
自分のいる社会の中で、
毎日の日常生活の
友達とのかかわりから、
人との距離感も習得している。


嬉しいことがあったり、
ワクワクとして何か夢中になると、
ついつい興奮した気持ちに押され
前へ出ます。

そう、
前へ迫り出してしまうものです。


幼稚園で、
こんなことがありました。

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「ねぇねぇ!
ほら、これ すごいだろ」

「なに? なに〜〜⁈」

「オレ、なつやすみに
めずらしい カミキリムシを
つかまえたんだ!
ほら、ここにのってる」

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「わー、すごいねー」
「ほんとだ」
「どれ〜? 見せて〜」

「それでね、そのカミキリムシはさぁ…」


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「わー、ほんとだぁ〜〜」
「見えないよー」
「どれよ、? え?なに?」

「カミキリムシはさぁ〜〜…」
「それ、どこにいたの?」

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「おまえ、ちかいんだよ!」

「ぁ、ごめん」

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「カミキリムシはさぁ、
おばあちゃんちの、うらやまに行った時なんだけどね…」

わいわい
ガヤガヤ ワイワイ〜〜


こんな光景は日常茶飯事です。
子ども同士は遠慮がありません、
ストレートに文句も言うし、言われるし
おかしいな?と思うこと
違和感感じたこと
まっすぐに 伝えあえる時代に、
しっかり 学んでおきたいことだね。

人と接する時の
コミュニケーション、マナー
距離感


社会人になっての、新人研修で
よく、
心理学的知見から考える
対面する人との距離の取り方なんて講習あるけど、
実際には
子どもの時代から日々
こんな風に身につけていくんだ…
と感じる
ひとコマでした。

by erich50 | 2016-09-06 14:15 | ふと、思う… | Comments(0)