絵本の著作って…

c0243807_15414876.jpg
1982年出版の まぼろしの絵本です。


c0243807_12270219.jpg
c0243807_12280293.jpg

c0243807_12285377.jpg
c0243807_12292401.jpg
c0243807_12304276.jpg
c0243807_12311091.jpg





c0243807_12314145.jpg

学生時代に挿し絵部門で応募した作品が入選し、
その後 製本出版化されました。
当時、幼稚園に勤めていたので、クラスの子どもたちや父兄が
多勢 購入して下さいました。

未熟な時代の貼り絵画で、入選したのはいいけれど
製本化にあたっては、ほとんどのページに直しが入って
幼稚園の仕事の後に、かなりの期間をかけて作り直した覚えが…
でも、
ただ自分勝手に作るものより、製本化という目標がある作業は
とにかく嬉しく誇らしく楽しい作業でした。

そして、
こういう賞に入選すれば
おのずと絵本作家になれる…と思っていました。

いやはや、世の中
そんな甘いもんじゃぁありません。でした。


最近、
Amazonの著者ページというところに
著書をきちんと登録しようと、あれこれ作業していたら…
思いがけず、このまぼろしの絵本が出て来たのです!!

これは嬉しい!と、
自分の著書として登録しようとしたら、、、

なんと
著者ページでは、イラストを著者として定義しておりません。
そのため、作品一覧へ追加することができません。」
と、連絡がありました。

そうなんだ…?!
他の方の著書に対しての「挿絵」であるものは
なるほど…そりゃそうか。と、理解できるのですが、
絵本も。 ですか…、、、


その昔、
絵本作家、画家の太田大八さんが、
「挿絵は画料による買い取りで、いくら改訂再版されても、
久に無断使用され続ける。
著者にはその都度、印税または使用料が支払われているのに、
画家の著作権はどうなっているんだ?!
画家に著作権がなけりゃこの世は闇だ」と、
「画家に市民権をー」という運動をされたと伺ったことがあります。
1960年代のことです。

太田さんによって、
画家の著作権が全面的に認められるようになる
礎が築かれたと言っても過言ではないでしょう。

と、思っていたのですが、
やはり まだあちこちで
そんな風潮が残されているんだなぁ、と変な実感。

太田大八さんの掲げた
著作権法制定の精神「創作物を尊重しなければ優れた文化は育たない」
に、深くうなづくのでありました。

そして、
そんなやっかいな問題に足をすくわれない
自分の創作作品を生み出さねばな、と。


*参考文献 『紙とエンピツ』 太田大八(2009BL出版)



by erich50 | 2015-09-19 12:49 | 著書 | Comments(0)