子ども時代に、無意識に感じていること秋 って… こういうこと
そういうことに気付けるのは素晴らしいことなんだ。
これは、2010年朝日新聞で連載していた『親子で旬遊び』の9月号です。
子どもの時、理屈ではなく 見てきた 感じてきたこと。微妙な感情を伴う体験の 積み重ねそういうことが、感性を創っている…と、私は思う。
あれ〜?! なんでこんな空〜?雲がおもしろいよ〜
そういえば、暑くてベタベタしなくなったなぁ 最近…
ねぇ、ねぇ、 草の中から聞こえてくる虫の音が変わったよね?なんの虫だろう?どんな虫だろう?
トンボはさぁ、なんで棒の先っちょにとまるんだ?目の前で指をクルクル回すと 目を回してつかまえられる…って本当?
ススキの一番 背の高いやつをとるんだ!これかな? あれかな?よっしゃ、手で折ってみよっと!
あ!!待って! 気をつけて!ススキの葉っぱをさわると手が切れるよ!よく見ると葉っぱのふちがギザギザになってるんだよ、ほうちょう葉っぱって言うんだぜ!
そんな、子どもたちの会話が、私の子ども時代も、幼稚園に勤めていた時代にも 聞かれたのですが…
今は、どうなんだろう?こんな風に季節とたわむれて遊んでいるのかなぁ?子どもたち
屋内でしか遊べない、遊ぶ時間がない遊びといえば、電子な遊び?そんな状況だったら、あえて、大人が気付いてあげて欲しいなぁ
そう、スーパーマーケットに行っても、秋を感じるんだよ?!見てごらん? 店内のディスプレイを!!とっても秋らしい装飾になってるでしょう?どこが?どんな風に? なってるから そう思うの?親子で色々 気がついてみよう!いっぱい 会話してみようそれって、楽しい遊びだよ。
子どもの記憶 を定着させよう思い出してみよう〜! 夏休みのこと。楽しかったこと 嬉しかったこと一緒に体験したことを 話すだけでいいんだ。共有する感情を持っているって素晴らしいこと!
そういう「感情の記憶の粒」をいっぱい持ってるってことは、「おもしろい」こと につながっていくんだよ。
by erich50
| 2015-09-15 16:39
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