幼児の教材

今朝、郵便受けに届いたのは…
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そう、通信教育の幼児教材です。

何年か前から…ここでの「遊び提案」の監修をさせて頂いております。


正直な所、
英才教育などの詰め込み式 親の一方的な期待的調教…
みたいな教育方法は、私の思う方針とは全く違うので、
依頼の話があった時に

絶対 断わる!

と、思っていました。

何も 優秀な大学に進学させるために、エリートコースを歩ませるために
と、考えてきたものではないし、

ただ単に、面白いからやっていたことで、
子どもと一緒にやるから愉快なんで…
生活を楽しむために生み出された数々で…
そういうのは、普通の生活の中にあるもので、
あえて、お勉強として取り組むものなんかじゃないんだよな…
と。

「東大に入学させるには、幼児期が大切!ということがわかって、
幼児コースを開設する運びになった」
…なんて聞いたものですから…!?!

でも、編集部の方々によく話を聞いてみると、
ここではお受験を対象というよりかは、実体験重視で
家族で楽しむことを大切にしたい…との話。

私の『子どもと楽しむ遊びのヒント』に載っている事例はどれも
脳の発達に いい影響がある遊び
なんだそうだ…。

加古先生が、「あとがき」に
解説と推薦を書いて下さっているのも相当効いているようだった。

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ちょうど その頃
とある付属幼稚園での講演があって、
子どもたちの実態、家庭環境に触れる機会があり…
今までの考えを改めました。

幼稚園の先生からの話より、幼児教室の先生の言うことをきく親御さんが多くて、
その先にはお受験という目標があって…
その関門を突破することにだけに、意識が集中してしまうママたちがいて…
それによって、子どもたちの自由な時間は奪われ
ママたちの世界で不自然な付き合いが生じていて…

実はその生活に疑問や不安やらを感じていても、
まるで台風の渦の中に巻き込まれているかのように
抜け出すことができずに、もがきながら苦しんでおられる…

子どもたちは、朝の通園バスの中で…
保育室に入っての第一声に…
今朝は、「プリントを何枚 やってきた!」かを競っているそうだ。

そんな…

プリントで、、つまらないイラストで、、
一体何が身に付くというんでしょう??

実際に体験したこと、
見たり、聞いたり、さわったり、感じたり、
そういうことで、知ること得ること 体感したことは
すぐには形になって見えないかもしれないけれど、
着実に何かの実になるべく芽を持っているんだよね。
お受験用のプリントを何枚もこなすより、
もっと大事な普通の体験をすべきなんだよ。今のこどもたち。

将来、実になる 開花する 発芽する…
いろんな種を取り込まなくてはいけない!
幼児期に。



私が、いつもの調子で
廃材で遊ぶおもしろさや
愉快に笑い転げる子どもたちとの生活のあれこれを紹介しながら、

ふつーの暮しの中にこそ、おもしろいこと、大切なことがいっぱいある。

そういう生活を送ることこそが「情緒」を育て「学び」につながる。
そんで、アイデンティティーとかいうものを確立するんだよね。

どこの学校に入れようとか自慢できる企業に就職しようとか、
そこへ入って、はたして それって
絶対に幸せ 
なのか?!

そうじゃなくって、おもしろいことをみつける力
喜びや楽しみをいっぱい感じられる心 という
「人間力」を育てていく方がずっと大切じゃん!


なんて、話をしたのです。


講演後に
涙をいっぱい溜めてうるうるなママが近寄ってきて…
「私、子どもの心に寄り添ってきたのかしら と、、、」
「今からじゃ、もう遅いかしら、、、(涙)…」

◉ ◉;

一生懸命 子どもを想って
ママだって、悩んで頑張ってきたんです。
大丈夫! 自分を否定しないで!

子どもと一緒に、今あるその生活を楽しめばいい。
愛しい子どもを素直に愛してあげて!

周りがどうだって関係ない。
その周りってやつも、あまりに至近距離すぎるじゃない、、
家族が幸せを感じられる瞬間を いっぱい味わっていきましょうよ。

遅くなんてない。
気付いた時が分岐点!
軌道修正しながら生きていくから面白いんだよね。


あ、
つい、熱くなってしまいました。

そう、こんなことがあったので、
考え方変えました。

そうか、 
どうやって 普通の生活の中からおもしろいことを見つけるかがわからないんだ…
だったら、我が家のつたない遊び紹介でいいのなら、
この 大手予備校の『幼児コース』って、
すごいありがたい舞台だ。
素直に逆転の発想だ!

遊びや生活の仕方に苦労して悩んでいるママたちの力になってあげたい。

そんな想いで 取り組んでいます。

普通の暮らしをすれば、いいんですよ。
一緒に子どもの目線で、喜んでいることに付き合ってあげればいいのですよ!
何も「教材」としてやらなくても。


今月は、
たまるペットボトルのフタで遊んだことから生まれた遊びです。
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これなら、じゃんけんのできない2歳児でも、
当たりとハズレが理解できるから、本当に重宝なんですよ。



これが基になって、できた 教材絵本ページです。
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親が読む冊子に、遊び方とかも解説されています。
私の「子育てコラム」も掲載されています。
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ペットボトルに貼るシールや
空箱に貼って遊ぶゲーム用のシールも付いてます。


宣伝する訳ではないけれど、

もし、教材探しをしているような方がいらっしゃるのなら
どうぞ。
お試し教材を送付して下さるようですよ。


Z会 幼児コース
http://www.zkai.co.jp/pre/course/nensho/index.html


いや、
絶版になってしまった
『子どもと楽しむ遊びのヒント』を
中古で!! 
も、 是非、おススメいたしま〜す!


by erich50 | 2014-09-20 16:31 | お仕事 | Comments(0)